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温総理、住民収入の増加、収入分配制度の改革を強調
発信時間: 2010-02-05 | チャイナネット

温総理、住民収入の増加、収入分配制度の改革を強調

経済発展モデル転換の加速化に関する特別セミナーでスピーチする温家宝総理

中国国務院の温家宝総理は4日、省・部級幹部の科学的発展観の貫徹実施、経済発展モデル転換の加速化に関する特別セミナーに出席し、スピーチを行った。温家宝総理は、富の分配や就業について述べ、「発展を通じて富を増やすだけでなく、合理的な収入配分制度を通じ、富というパイをうまくきることで、全国民が改革・発展による恩恵を受けられるようにする必要がある。民生の保障は最重要任務であり、就業確保に努めていく」と強調した。

また温総理は、「都市・農村部の住民収入を増加させるには、収入分配制度改革を進め、所得格差を縮めなければならない」と述べ、以下の3点を提起した。

1. 国民所得分配構造の調整を加速化し、国民所得に占める住民収入の割合、第一次分配に占める労働報酬の割合を引き上げる。都市・農村部の住民収入、特に中・低所得者の所得レベルを引き上げ、企業従業員の給与の正常な増加のメカニズムと支払いを保障するメカニズムを確立し、農民や出稼ぎ労働者の収入増加が遅いという問題を解決する必要がある。

2. 税収の収入分配の調整に対する役割を高める。独占業界の収入分配制度改革を進める。収入分配の秩序を規範化する。

3. 都市・農村部の低所得者に配慮し、基本的生活と権利を保障する。貧困者の支援を引き続き行う。深刻な貧困者が最も集中する地域を重点的に支援する。

温総理は、「就業は民生の根本であり、生活を安定させるための基礎である。民生の保障で最も重要なことは就業確保であり、就業の促進を経済・社会発展の重点とする必要がある」と強調し、就業促進について以下の4項目を提案した。1つ目は、経済の安定かつ急速な発展を維持し、就業規模を拡大する。就業問題を解決できるかは発展にかかっている。2つ目は、経済構造の調整と就業の拡大を結合させ、サービス業と労働・知識密集型産業を発展させ、中小企業を支援し、非公有制経済の発展を支援する必要がある。3つ目は、労働者の自主的な就業、市場の就業調整と政府の就業促進の効果を十分に発揮する必要がある。4つ目は、公共サービス分野の就業を強化、改善する必要がある。

  「チャイナネット」 2010年2月5日

 

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