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ゼロ関税実施1カ月 アモイ対ASEAN貿易額急増
発信時間: 2010-02-11 | チャイナネット

厦門(アモイ)税関の統計によると、今年1月のアモイ税関区の対東南アジア諸国連合(ASEAN)貿易額は6億8000万ドルと、前年同月比66.2%増だった。中国とASEANの自由貿易圏における「ゼロ関税」の実施1カ月目からアモイ税関区の対ASEAN貿易は急増する結果となった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

統計によると、1月のアモイ税関区の対マレーシアの輸出入額は前年同月比56.6%増の1億7000万ドル、対インドネシアの輸出入額は1.1倍の1億5000万ドル、対フィリピンの輸出入額は53.2%増の1億3000万ドル、対タイの輸出入額は69.5%増の1億1000万ドルで、4カ国の合計が対ASEAN貿易総額の80.2%を占めた。

製品別にみると、輸出は機械や電力設備、農産品、紡績品が中心で、輸入はハイテク製品や資源性製品が中心だった。

中国・ASEAN自由貿易圏は今年1月1日からスタート、圏内約7000種類の製品を対象に関税がゼロとなり、中国とASEAN間の基本的な自由貿易が実現する。

「人民網日本語版」2010年2月11日

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