中国鉄道部によると、「春運」11日目を迎えた2月9日、全国の鉄道の旅客数は519万2000人となり前年同期より24万人増加し、伸び率は4.8%となった。この数字は前年の春節前のピークを上回り、さらに増加する見通しだという。全国の鉄道は春節前の移動ピークを迎えたが、各主要駅に混乱はなく、スムーズに運行されている。
鉄道部の関係責任者によると、今年の春節前の移動ピークは平年より遅いが、期間が長く、旅客数は4日続けて500万人前後となっている。「春運」の開始から11日で、全国の鉄道旅客数は5100万1000人、1日当たりの平均旅客数は463万6000人、臨時列車は5495本となった。2月9日の臨時列車は612本。うち、長距離臨時列車は348本、短距離臨時列車は264本だった、北京地区の旅客数は37万9901人、広州は57万5913人、上海は34万1789人。
全国の各主要駅はピークを迎え、鉄道部はスムーズな乗り降りができるよう働きかけており、安全な運行を保障し、旅客が安全で快適に乗車できるよう努めている。
鉄道部は、ピーク時は時間に余裕を持ち、乗車準備を早めに行い、旅客が集中する時間帯の混雑と乗り遅れを防止するよう呼びかけている。
「チャイナネット」 2010年2月12日 |