春節(旧正月、今年は2月14日)を間近に控え、買い物に出かける時間がない人たちがインターネットで買い物するようになっている。ショッピングサイト大手・淘宝網によると、昨年11月以降、淘宝網で各種の正月用品を購入する人が増えており、1月だけで取引額が10億元を突破した。このうち小型食品類製品が取引量全体の7割を占め、各地の老舗企業の製品に特に人気が集まっているという。
今年の正月用品のネット市場では、新疆ウイグル自治区のナツメ、浙江省のハスの実、寧夏回族自治区のクコの実、といった緑色食品類の特産品が新たな人気製品だ。こうした特産品を専門に販売するサイト「山貨バー」の責任者によると、ここ数日は一日に5千件以上の注文があり、購入者の多くがエコロジーに配慮した、汚染されていない各地の特産品を求めるという。価格1元の菊花茶がここ1カ月ほどで完売してしまったため、同サイトではやむを得ず価格を引き上げたり販売量を減らしたりしている。
ネットで販売される商品の品質を保証するため、専門家は利用者に後払い方式を選択するよう勧める。商品を実際に見てから代金を支払えば、トラブル発生を未然に防ぐことができる。
「人民網日本語版」2010年2月12日 |