商務部が19日明らかにしたところによると、春節(旧正月)の大型連休中、全国の消費品市場は賑わいを見せ、売上が大幅に伸び、生活必需品の価格は全体的に安定していた。全国の消費品小売額は旧正月大晦日(2月13日)から旧正月6日目(2月19日)にかけて3400億元を実現、昨年同期比17.2%増だった。
ショッピングフェア、旧正月用品フェア、グルメフェアなど様々なキャンペーンが催され、旧正月の売上、消費拡大につながった。大型連休中、小売企業の売上高は、遼寧、安徽、陝西、四川、河南、江蘇でいずれも前年比20%以上伸びたほか、雲南、重慶、黒竜江ではそれぞれ34.5%、25.1%、23.6%増に達した。
また各地の公園や図書館、博物館、体育館、映画館、農家体験などが人気を博し、旧正月を外でくつろぐのが新たなブームとなった。北京の天壇公園、頤和園、北海公園など大きな公園は多くの観光客でにぎわい、香山公園で行われた「登山祈福会」には数万人の観光客が訪れた。
生活必需品市場は十分な供給があり、価格は全体的に安定していた。各地の穀物や食用油の価格は基本的に安定していたほか、肉類や野菜はやや値上げ、鶏肉や卵は小幅に値下げした。
「人民網日本語版」2010年2月20日 |