ビザ・インターナショナルが22日発表した統計データによると、カナダ・バンクーバーで12日に開幕した第21回オリンピック冬季競技大会(バンクーバー冬季五輪)の開幕初日、現地でビザカードを利用した海外からの観光客の国・地域別利用額ランキングは、1位が米国、2位が中国大陸部となっており、以下、英国、韓国、オーストラリア、香港が続いた。
同日のブリティッシュコロンビア州でのビザカード利用額は約520万ドルに上った。また同日のビザクレジットカード、デビットカード、プリペイドカートの利用額累計は、前年同日を46%上回った。同日の同州でのビザカード利用額全体のうち、ランキング上位6カ国・地域からの観光客の利用額が占める割合は70%を超えた。
統計によると、開幕初日における国・地域別ビザカード利用額は、米国が230万ドル、中国大陸部が39万5千ドル、英国が29万ドル、香港が20万9千ドルだった。
ビザによると、ビザカードは主にホテル料金とショッピングでの支払いに利用されている。ビザは五輪のワールドワイドパートナーであり、バンクーバーを訪れて五輪を観戦する多くの外国人観光客による消費は、現地経済にたちどころに影響を与えるという。
「人民網日本語版」2010年2月23日 |