トヨタ自動車の豊田章男社長が行った謝罪会見に対し、日本のメディアは、「豊田社長の謝罪と説明は、顧客と大衆のトヨタに対する疑惑と不安を解消するには至らない」との見方を表している。
豊田社長は「お客様第一」の理念に基づいて今回の危機を乗り越えていくと再三にわたって強調しているが、問題を解決に向けた具体的対策は未だ発表しておらず、トヨタの看板車種であるハイブリッドカー「プリウス」をリコールするかどうかの問題については、トヨタは最良の対応措置をとるとしか表明しておらず、直接の回答を避けている。日本のメディアは「今回の記者会見は逆効果で、トヨタのイメージを悪化させた可能性もある」と見ている。
「人民網日本語版」2010年2月24日