中国銀行業監督管理委員会（銀監会）が先月26日発表したデータによると、今年1月末現在、銀行業を営む金融機関の資産総額が80兆元を突破して80兆5千億元に達し、前年同期比25.5％増加した。

銀監会がまとめた最新の統計によると、1月末現在、銀行業を営む金融機関の負債総額は75兆9千億元（同26％増）、商業銀行の不良債権に対する引当金のカバー率は161.3％（前年末比6.3ポイント上昇）、商業銀行の不良債権残高は4830億元（年初比143億元減）、不良債権率は1.48％（同0.1ポイント低下）だった。

銀監会の責任者によると、銀監会は今後も引き続き、銀行業を営む金融機関が成長を維持し、構造調整を進めると同時に、貸し倒れリスクの予防と解消を一貫して重要な位置に置くよう指導していくという。

「人民網日本語版」2010年3月1日