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09年中国工業生産総額が日本を上回る 国連報告
発信時間: 2010-03-05 | チャイナネット

 

国連工業開発機関(UNIDO)がウィーンで発表した戦略報告書によると、中国の工業生産総額はすでに日本を上回った。同報告書の指標によると、中国は今や世界第2の工業大国となった。

この権威ある国際機関・UNIDOの評価によると、世界各国の2009年工業生産総額中、中国が占めるシェアは15.6%、日本は15.4%だった。首位は米国の19%。これら3カ国の工業生産総額の合計は、世界全体の半分を占めている。

中国は、工業生産総額で日本を上回ったというものの、人口換算額で見ると、両者にはまだまだ大きな開きがある。2008年、日本の1人当たり工業生産収入は約9千ドルだったが、中国はわずか700ドル。この計算方法によると、殆どの国家は日本のレベルに達していない。

UNIDO戦略報告は、世界の工業生産状況およびすう勢を取りまとめた独特の参考リポートで、世界70カ国の工業状況に対する詳細な分析と工業発展に最も重要な指標の比較が盛り込まれている。

「人民網日本語版」2010年3月5日

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