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中国顧客への補償なし 米中で違うトヨタの待遇 |
発信時間: 2010-03-02 | チャイナネット |
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リコール問題で中国の消費者に謝罪するトヨタ自動車の豊田章男社長 トヨタ自動車の豊田章男社長が1日午後、北京で大規模リコール問題について記者会見を行った。 トヨタ自動車(中国)投資有限会社の広報部門責任者である徐一鳴氏は記者の取材に答えた際、今回の中国でのRAV4リコールについて、部品交換期間における顧客への補償が予定されていないことを明かした。これは、米国の消費者への待遇とは異なっている。 トヨタは今回、アクセルペダル問題で中国で約7万5千台のRAV4をリコールした。徐一鳴氏によると、現在、トヨタは電話とダイレクト・メールの形のみでRAV4保有者に通知しており、部品交換期間における中国顧客への補償はない。 これは米国の消費者への待遇とはまったく異なる。米国では、トヨタは車の「訪問回収」のサービスを提供するとともに、自ら車を運転して修理に応じる消費者には交通費を補償し、修理期間中は顧客に同型のレンタカーを提供している。 これについて徐一鳴氏は、中米の待遇の違いについては一汽トヨタに聞く必要があると説明した。徐一鳴氏はまた、顧客が代理店に到着してから修理が終わるまで40分しかかからず、部品の在庫不足で顧客が待つということはないと話す。 「チャイナネット」 2010年3月2日 |
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