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エネルギー局長 原子力発電所建設のスピードは
発信時間: 2010-03-03 | チャイナネット

両大会の開幕を前に、全国政協委員、国家エネルギー局局長の張国宝氏が記者の取材に応じ、中国のエネルギーの発展方向と関心が集まる問題について説明を行った。

 

記者:中国の原子力発電所建設は世界1位の規模だが、建設のスピードは少し速いのではないか。また安全面はどう保証するのか。

張国宝:世界には436基の原子炉が稼動している。しかし中国はわずか11基で、全国の発電設備容量の割合は2%にも及ばない。米国の原子力発電所建設のピーク時は1960年代から70年代にかけてで、61基が建設された。フランスのピーク時は40基だったが、中国は今のところ21基に過ぎない。

国はすでに原子力発電の推進を速めることを決定している。だがそのスピードはまず最初はゆっくりそのあとは速く、基礎をさらに着実にして安全を確保する。昨年は6基の原子炉の操業が許可され、今年もいくつかの操業が計画されている。

中国の核に関する核心は安全であり、これは大規模な推進よりももっと重要である。1991年に初めての原子力ユニット「泰山1号」が操業を始めてから18年が経つが、中国では今までに1度も事故が発生していない。国際機関の比較評定では、中国の原子力発電所の運用の安全性は世界でも上位を占めている。

 

「チャイナネット」 2010年3月3日

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