▽不動産が中国経済の回復をけん引

中国の不動産市場の驚異的な成長ぶりに対し一部の西側メディアは、積極的な角度から見ると中国の著しい経済情勢と市場回復の兆し現れだとの見方を示す。米誌「ファイナンシャル・ウィーク」は2日、昨年の不動産投資市場世界トップ20のうち、アジア太平洋地域が8地域と最も多く、最も力強く経済回復している地域だった。

ブルームバーグ社は3日、Cushman & Wakefieldアジア太平洋資本市場のドナルド・ハーン社長の言葉を引用し、「中国政府が不動産市場の熱を冷ます措置を取っているが、中国の投資市場はなお活力に満ちている」と報じた。昨年の最終四半期（10?12月）に中国の経済成長率が10.7%に達したのは政府の膨大な刺激策によるためだ、とCushman & Wakefield社は分析する。昨年12月、中国の不動産価格の上昇率は過去18カ月で最高となった。

「人民網日本語版」2010年3月5日