中国社会科学院日本研究所の李薇所長

日本の複数の閣僚と168人の国会議員がこのほど相次いで靖国神社を参拝し、中国・韓国・朝鮮などのアジア諸国から非難を浴びた。韓国の尹炳世外相も、訪日計画を中止した。共同通信社は26日、前公明党党首の太田昭宏国土交通相が、来週の訪中計画を中止したと伝えた。同白書の編集者、中国社会科学院日本研究所の李薇所長は、「日本の局面に対する認識は不十分であり、安倍内閣の持続的な挑発行為は懸念を禁じ得ない。中国の対日外交発展の希望と意志は変わらないが、現在の局面では中国側が日本の高官と会談し、中日関係を苦境から脱却させることは困難だ」と指摘した。