「第三に、我々の協力方式も、開放的で包容性のあるものだ。我々はすでに組織化された協力方式を持っている。たとえば、ビジョンやアクションにおいて、上海協力機構やチェンマイイニシアチブ、中国ASEAN自由貿易区、シルクロード基金、またこれからできるであろうRCEPなどが使える。今後も増えることだろう」。 「これらの面から見て、『一帯一路』というプラットフォームは漢方薬に似ている。漢方薬の特徴は、成分はやや複雑だが、それらは相互に調和し、相互に治療作用を促進させる。
一方、自由貿易協定は西洋の薬のようだ。成分自体が明確で、服用すると素早い効果が見られる。つまり貿易が創造され、投資が創造される。欠点は、薬を飲まなければ効果が得られない上に、必ず協議を経る必要があることだ。『一帯一路』の建設においてさらに特徴的な立場は、西洋の薬を排除しないことである。我々は『一帯一路』というプラットフォームで漢方薬と西洋の薬を結合させる。そうすれば治療効果はより良いものとなるだろう」。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月17日