2015年、習近平主席は陝西省を考察した際、陝西省の発展事業について、「キャッチアップと追い越し」の定義づけと「5つのしっかり」の要求を掲げ、陝西省が自ら「一帯一路」の大きな枠組みの中に入り、国際協力の新プラットフォームの構築を加速化させることを要求し、とりわけ「シルクロード博覧会を成功させなければならない」と強調した。陝西省にとって、これは温かい配慮であり、重い責任でもある。
全国の発展という大きな枠組みの中で、自らより大きな使命、より多くの責任を担い、より大きな役割を果たさなければならない。では、国の使命に背かず、また陝西省の特色を表す道を切り開くにはどうすべきか。「一帯一路」の新起点という先天的な優位性を活用し、キャッチアップと追い越しを実現するにはどうすべきか。近年、陝西省は自らの行動でその答えを示している。即ち、内陸改革開放の難関突破者、中国の西側に向けた開放事業の模索者、「一帯一路」の先駆者になりきるということである。
「一帯一路」の新名刺を作り出し、新時代の強力パワーを集める
5月12日、陝西省の劉国中省長は第三回シルクロード博覧会の展示館を視察した。
2018年は改革開放40周年であるとともに、「一帯一路」イニシアティブ提起5周年でもあり、また、習近平主席が「シルクロード博覧会を成功させなければならない」と強調してから三年目になる。この五年間、「一帯一路」イニシアティブは既に理念から行動へと移行し、ビジョンから現実に転換され、実り豊かな成果を収めた。この節目の時に、「新時代、新枠組み、新発展」をテーマとした第三回シルクロード博覧会を開催することには重大な意義がある。