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japanese.china.org.cn |28. 02. 2021

貴州省のミャオ族村、貧しい僻地から観光地に

タグ: 観光

 春節以降天気のいい日が続き、春の散策を楽しむ人たちは心を弾ませている。貴州省の烏蒙山区にある畢節市黔西県新仁ミャオ族郷化屋村は、美しい山と民家で多くの観光客を引きつけている


 曲がりくねったアスファルト道路を通って村に入ると、自動車の長い列ができている。道路脇にはサクランボの木があり、枝にはびっしりと蕾がついている。隣の烏江水源地の化屋村にある同心広場では、民族衣装を着たミャオ族が民謡を歌い芦笙を演奏し、観光客と共に楽しむ。


2月17日、貴州省畢節市黔西県新仁ミャオ族郷化屋村の六冲河峡谷で船に乗って風景を楽しむ観光客。


 以前、僻地にあるこの村は道路がなく、水と電気も通っておらず貧しく、村民が外の地域に行くのも、外の地域から村に入るのも難しかった。今と昔の変化について、化屋村に住むミャオ族女性の何蘭さんは、「ここ数年の政府の貧困者支援により、道路が通っただけでなく、生活環境の改善され、村は美しくなった」と嬉しそうに話した。


 観光業が発展した。最近、ミャオ族村民の王光元さんが飼育した地元産の烏骨鶏は村の発展に伴いよく売れている。「2017年に新居に引っ越してから出稼ぎ労働をやめ、2000羽以上の烏骨鶏を飼育した。春節に来る観光客の多くが地元の特産品を買って帰り、烏骨鶏もよく売れている」と王光元さんは話した。

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