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japanese.china.org.cn |29. 07. 2022

消費財博で感じる消費のトレンド②低炭素生活

タグ: 消費財博 低炭素生活
中国網日本語版  |  2022-07-29

 低炭素生活、持続可能な消費がキャッチコピーに

 

 今年の展示エリアで、若い来場者は低炭素、生物分解性、ブランドイベントに注目している。「ゼロカーボンコーヒー」、植物性ハンドソープ、生物分解性シリーズ食器が特に注目されている。空き瓶回収や包装の減量化などの取り組みが広く歓迎されている。


 

 27日に第2回消費財博で展示された、生物分解性シリーズ食器。

 

 各社の担当者は、現在の経営データから判断すると、消費者の「持続可能」への意識が高まっており、中国の消費者(特に若者)が持続可能な製品を買いたがっていると述べた。

 

 消費理念の変革の流れに合わせ、出展企業は続々と自社のESG(環境・社会・ガバナンス)プランを披露し、製品に含まれる持続可能な材料の割合を強調している。例えば日用化学製品や健康食品の多くが、純植物エキスを売りにしている。コティは蘭扎科技と提携し、炭素回収技術を香水の生産に導入した。デル・テクノロジーズは、2022年度の製品及び包装の持続可能な材料の使用量を17万9800トンにするとし、すでに包装の90.2%に再生材料を用いていると発表した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月29日