国際航空運送協会(IATA)のウィリー・ウォルシュ事務局長はこのほど取材に応じた際に、中国大陸部との間を往復する国際観光の需要が「力強く」回復していると述べた。11日付香港紙「南華早報」が伝えた。
ウォルシュ氏によると、中国大陸部が年初に感染対策措置を最適化した後、大陸部との間を往復する国際観光の回復が非常に力強くなっている。「これは我々が未来を楽観する理由だ」IATAが今月5日に発表したデータによると、世界の10月の航空機による世界旅客輸送数は前年同月比31.2%増で、コロナ前の98.2%まで回復している。これは特に中国市場の後押しを受け大幅に増加している。またIATAのチーフエコノミストのマリー・トムセン氏は、「中米両国首脳は先月、両国のフライト数を増やすことで合意した。我々には楽観する理由がある。これは中国大陸部の国際交通をコロナ前の水準に戻す上で極めて重要だ。観光を必需品とし、そのため予算を組む人が増えているようだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年12月12日