ニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)の株価が1月31日、38%弱急落した。米国の銀行業の危機が昨年発生すると、NYCBはシグネチャー・バンクの一部の資産と負債を買収した。
NYCBの株価が同日急落する前に発表された最新の財務報告書によると、同行は2023年第4四半期に赤字を計上し、資本金を充実させるため減配となった。NYCBの2023年第4四半期の赤字は2億5200万ドル。22年同期は1億7200万ドルの黒字だった。
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、NYCBの業績の急激な悪化により、一部の投資家は23年の年初に発生した米国の銀行業の危機を想起したと伝えた。シリコンバレー銀行とファースト・リパブリック銀行が数週間内に経営破綻し、預金者と投資家の地方銀行に対する信頼の危機が生じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年2月2日