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japanese.china.org.cn |08. 03. 2024

国際基準に合った開放・イノベーション体系を構築し健全化=全国政協委員

タグ: 開放
中国網日本語版  |  2024-03-08

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 第14期全国政協委員の盧鉄忠氏 写真は本人提供


 今年の政府活動報告は、エネルギー発展に「新型エネルギー体系の整備を急ぐ」などの要求を示した。第14期全国政協委員、中核集団総経理補佐、中国核能電力股份有限公司(中国核電)党委書記兼会長の盧鉄忠氏はこのほど中国網の取材で、「中国核電はより積極的な行動で原子力産業の高水準の対外開放を推進し、世界の原子力事業の発展を促すため貢献する」と述べた。


 世界のクリーンエネルギーのモデル転換を背景とし、原子力発展の需要が国際市場で増加傾向を示している。盧氏は次のように説明した。


 中核集団は終始、相互尊重と互恵・ウィンウィンの原則に則り、グローバルパートナーと手を携え協力している。グローバルエネルギーガバナンスに深く参画し、経験の供給を強化し、世界のエネルギーモデル転換と持続可能な発展を支えている。世界に中国のより多くの技術、製品、プランを捧げている。中核集団は現在、「国際翼」を持続的に強化・拡大し、国際基準に合った開放・イノベーション体系を構築し健全化している。


 まず、中核集団は国際原子力機関(IAEA)、経済協力開発機構/原子力機関(OECD/NEA)、第4世代原子力システム国際フォーラム(GIF)などの国際的な原子力機関と交流と協力を掘り下げ、中核集団の海外研究開発機関の力を十分に発揮し、海外ハイエンド人材集約地を構築している。次に、中核集団はロシアやフランスなどの「古い友人」との全面的な協力の推進を続けると同時に、「新パートナー」との深い協力を拡大しており、東欧研究開発センターの設立を計画している。また中核集団は国際科学技術者の、集団の科学研究任務及びプロジェクト実施における参加率を持続的に高めている。中核集団は「一帯一路」イニシアティブを積極的に実践し、国際市場の開拓を急いでおり、現在すでに世界の60以上の国及び地域と協力関係を結んでいる。同時に中核集団はパキスタン、アルゼンチン、サウジアラビア、カザフスタンなどの多くの国及び地域と原子力プロジェクトを共同で推進し、一帯一路モデルプロジェクトの構築に取り組んでいる。中核集団はより積極的な行動で原子力産業の高水準の対外開放を推進し、人類原子力事業イノベーション発展共同体の構築に取り組み、原子力の平和利用及び高水準の発展を促すためより大きな貢献を成し遂げる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月8日