南京郵電大学からの情報によると、同校の科学研究チームはDNAナノロボットを研究開発した。このロボットは血管内の血栓を自動で探し、正確に投薬する。関連する研究論文はこのほど国際的な学術誌「ネイチャー・マテリアルズ」(電子版)に掲載された。心筋梗塞や脳卒中などの疾患の治療に新たなプランを提供することに期待できる。
このDNAナノロボットは人体の塩基でつくられ、人の体内で分解・代謝し、優れた生体適合性を持つ。チームは今後5年で大型動物モデルを用い、ナノロボットの効果と安全性の評価をさらに実施する。量産化工程を模索し、研究成果の臨床における実際の応用を急ぎ、より多くの患者を救う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月11日