「北向資金」(香港市場経由でA株に流れ込む香港及び海外の資金)の動向が最近、市場で注目されている。
12日の北向資金の買い越し額は42億4400万元にのぼった。またA株市場の取引高が再び1兆元を突破した。北向資金は前日の11日にもA株を買い、同日の買い越し額は102億6100万元にのぼった。北向資金は今年に入り、A株に徐々に積極的な姿勢を示している。年内の買い越しは500億元以上で、すでに昨年通年を上回っている。
また複数の外資系機関は最近、国内経済の安定的な推移を背景とし、A株市場の構造にも積極的な変化が生じており、かつ株価が過去と比べ低めとなっていることから、中国の資産の投資チャンスが顕著だとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月13日