中国民用航空局中南地区管理局は7日、本部を広州に置く億航智能控股有限公司に、世界で1枚目となる自動運転有人航空機生産許可証を発給した。これは同社の製品「EH216-S」が量産の資格を備え、今後の商業化営業に向け重要なサポートを提供したことを意味する。
億航智能は都市空中交通テック企業で、空中交通(有人交通及び物流運輸)、スマート都市管理、空中メディアなどの応用分野をカバーする。EH216-Sの設計上の最高速度は時速130キロ、最大航続距離は30キロ、最大航続時間は25分。
億航智能の本部がある広州開発区は今年に入り、第1期・10本の高効率物流低空航路と、全市1本目の都市医療集団低空配送快線を発表した。低空経済産業パークの計画と建設を急ぎ、低空経済の発展に原動力を注ぐ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月8日