メーデー5連休が終りを迎える中、一部のインターネット機関が連休関連のデータを発表した。国内旅行と域外旅行が全面的に活況を呈し、「連休経済」がかつての賑わいを保った。
微信が5日に発表した微信支付(WeChat Pay)のデータによると、広州市、重慶市、成都市の消費が特に好調で、開封の清明上河園、杭州の霊隠寺、嘉興の烏鎮などの観光地が好評を博した。また中国香港地区、中国澳門地区、タイ、日本、韓国などが人気海外旅行先になった。
支付宝(アリペイ)が同日発表したデータによると、同じ人気観光地であっても、混雑する有名スポットを避けニッチなスポットに向かう若者が多かった。新疆伊犁、吉林延辺、雲南普洱などの10エリアの、地域を跨ぐ決済額の前年同期比の増加率が最も高かった。
インバウンド観光もさらに盛り上がっている。便利な決済サービスにより、訪中外国人客がスムーズに旅行を楽しみ、決済を行った。支付宝によると、今年のメーデー連休中にインバウンド客が域外カードを支付宝に紐づけし行った消費額は、前年同期比で7倍増加した。支付宝を用い国際観光客のビジネスを行う中国の店は前年同期比で4.5倍増。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月6日