一連の外資系金融機関が最近続々と機関を増設し、投資を拡大している。中国市場での展開に持続的に力を入れている。
万事網聯信息技術(北京)有限公司がこのほど、正式に開業を宣言した。これは中国で開業した第2の合弁銀行カード決済機関だ。
中国第9の外資単独出資ファンド運営管理会社が4月、正式に開業を認められた。これらの会社は近日、国内のチームの増員を急ぎ、初の公募基金(ファンド)の販売に備えている。
同じ4月、BNPパリバ証券が中国第4の外資単独出資証券会社になった。BNPパリバは昨年6月にも農業銀とのウェルスマネジメント合弁会社を設立しており、今回再び中国事業を拡大した。現在すでに10社の外資が経営権を握る証券会社、9社の外資単独出資ファンド運営管理会社、3社の外資が経営権を握る先物会社が中国での事業展開を認められている。中国での事業展開を急ぐと同時に、外資系金融機関は増資を続け規模を拡大し、中国市場に持続的に力を入れている。富達(フィデリティ)基金と路博邁(ニューバーガー・バーマン)基金は設立後の4回目・3回目の増資を完了した。
データによると、金融業の第1四半期の実行ベース外資導入額は1.4%増だった。外資による域内債券の買い増しは416億ドルにのぼり、昨年通年の買い増し規模を上回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月14日