ロンドンに本拠を置く世界的な銀行金融グループ・スタンダードチャータード銀行(SCB)が13日に発表した同行の人民元グローバル指数(RGI)によると、2024年初めから、人民元のグローバル化が安定して進んでおり、1-4月期、その指数は9.1%上昇した。今年いっぱいこの勢いで上昇した場合、年間の上昇幅が再び30%に達することになる。
スタンダードチャータード銀行の中華圏を担当するシニアエコノミスト・劉健恒氏は、「2023年、RGIは33%上昇し、2014年以来で最大の上昇幅となった。今年1-4月期のRGIも急上昇しており、そのペースが鈍化する気配はない。わずか16ヶ月の間に、人民元のRGIは3000ポイントから4963ポイントまで上昇した。5月には5000ポイントの大台突破の可能性もある」と説明する。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年6月14日