中国先物業協会が3日発表した最新の統計データによると、6月の全国先物市場の出来高は前年同月比27.37%減の5億7400万枚、取引高は同3.60%減の45兆2000億元だった。単一品種を見ると、同月は13種の取引高の前年同月比の増加率が100%を超えた。
上半期の全国先物市場の累計出来高は34億6000万枚、累計取引高は281兆5100億元で、それぞれ前年同期比12.43%減、7.40%増だった。
復数のアナリストによると、6月は国際商品市場の取引が疲弊し、国内外市場の連動を背景とし国内市場も大きな影響を受けた。またリスク選好度がやや低下し、同月の市場全体の取引が減少した。しかし一部の周期的な要素を考慮すると、下半期は多くの品種に期待できるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月4日