中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議（三中全会）は、質の高い発展は社会主義現代化国家の全面的建設において最重要任務だと示した。多くの米国人専門家が『中国日報』の取材に対し、これは完全に正しい政策方針だと話している。

　米国の中米研究センターのスラブ・グプタ上席研究員は『中国日報』に対し、中国の急成長から質の高い発展への転換はタイミングが良く、必要だとの見解を示した。

　米ロバート・モリス大学のコミュニケーション・組織リーダー科のアントニー・モレッティ准教授は、質の高い発展は中国はさらなる経済成長を実現するうえで必要な条件であり、世界が合理的な価格でより優れた商品を取得するうえでも必要な条件だと述べた。

　米アジア協会政策研究院中国分析センターの郝福満名誉上席研究員は、第20期三中全会コミュニケは中国がどのように質の高い発展をし、ハイレベルの社会主義市場経済体制が中国式現代化を推し進めるかを示したと考える。

　また、郝福満氏は、中国のサプライサイド改革の面の政策は一貫性があり、科学技術投資を大幅に増やし、産業政策と組み合わせており、各種の手段を通して科学技術発展と新たな質の生産力を密接に繋ぐことを目的としていると話した。

　グプタ氏も同様の観点を持っており、中国は産業構造のモデル転換とアップグレードを推し進め、科学技術駆動型の先進製造業の体制を構築すべきだと示した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年7月31日