北京、上海、浙江、成都などは近年、ロボット産業の重要拠点の構築に取り組んでいる。北京の昨年のロボット産業の総売上高は200億元以上で、企業数は400社以上。うち専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)の「小巨人企業」は50社で全国最多。
北京Embodiedスマートロボットイノベーションセンターのアルゴリズム専門家の孫雲哲氏は、「家庭用のロボットよりも、危険で過酷な環境で特定の活動に従事するロボットの開発を目指している」と述べた。例えば超高圧スイッチ操作は通常、作業員が分厚い防護服を着て行う必要があり、非常に危険だ。同センターは今年下半期に電力会社と協力し、この作業に用いるロボットを研究開発する予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月26日