紙メディアと放送では最近、新車販売に関する評論が多い(特に中国ブランドの新車市場への進出)。南アフリカでは現在、中国の20以上のモデルを選択でき、一部モデルは年内発売を予定している。南アフリカのウェブサイトが伝えた。
筆者は最近、1年間運転したスズキ車を奇瑞「欧萌達C5」に買い替えた。中国車ブランドは老舗メーカーのシェアを争奪中だが、これは筆者にとって不思議なことではない。デザインが優れ、構造が堅固で、性能が優れており、さまざまなオプションを搭載している。これらのオプションは以前ならばトップクラスのドイツ車にしか搭載されていなかった。欧萌達のソニー音響システムはそれだけで購入する理由になるが、筆者が購入を決めた真の理由は価格だ。BMW 1シリーズの価格は70万ランド(1ランドは約8.2円)未満で、筆者の欧萌達は47万ランドだった。外観は個性的で、大半の機能が音声制御を備え、インテリアも非常にリッチだ。メーターはディスプレイに置き換えられており、必要なすべてのデータを提供し、グーグルマップと音楽へのリンクを表示する。またパソコンに「誰々に電話」と指示を出すと、ハンズフリーで通話できる。
これは哈弗、欧萌達、傑酷のようなモデルがその他のブランドにリスペクトを表しながらも、自身の魅力を保っている理由だ。中国ブランドの購入は「消費のダウングレード」で、より高額な欧州ブランドを購入できないと思われがちだ。しかし筆者の知り合いのオーナーはお金に困っておらず、その気があれば完全により高いモデルを購入できる。南アフリカの自動車購入者はついに、同じく魅力的なドイツブランドの代替品を割安で購入できることを知ったのかもしれない。(作者=デイヴィッド・ブラッド)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月19日