中国国際貿易促進委員会が31日に発表した「2024年第3四半期中国外資ビジネス環境調査研究報告書」によると、回答した外資系企業の9割が中国のビジネス環境の評価を「満足」以上とした。外資系企業は中国市場への期待を維持している。
中国国際貿易促進委員会はこのほど400社以上の外資系企業を対象にアンケート調査を行った。かつ50以上の外国商会・協会及び外資系企業へのリサーチを掘り下げ、最新版の「2024年第3四半期中国外資ビジネス環境調査研究報告書」を作成した。それによると、中国のビジネス環境への評価のうち、「市場参入」「経営の場の取得」などの項目で「満足」以上とする外資系企業の割合が最も高かった。
市場の状況を見ると、回答した外資系企業は中国市場への期待を維持している。うち今年の中国市場の見通しを「良い」とした欧州企業は前四半期比14.17ポイント増の41.67%だった。中国市場の魅力が「アップした」とした外資系企業は同2.04ポイント増で半数弱にのぼり、うち欧州企業は同5.42ポイント増の47.92%、米国企業は同15.26ポイント増の60%。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月1日