国家外貨管理局は2022年より、上海市、江蘇省、広東省、深セン市、北京市、浙江省、寧波市、海南省、河北省雄安新区、重慶市、福建省、厦門市の12地域で外債登録銀行直接手続き試行を実施し、かつ同12地域及び陝西省で外商投資企業域内再投資登録免除の試行を実施し、経営主体の越境投融資業務手続きのさらなる利便性向上を模索している。2023年には深セン市河套地区で「科匯通」の試行を実施し、域外科学研究資金の河套地区の外資系非企業科学研究機関への直接振込を認め、科学技術イノベーション要素の越境流動を促進した。試行後、政策の実施状況は良好で、リスクを効果的に防止すると同時に試行地域の経済発展を力強く促進した。国家外貨管理局のウェブサイトで31日、発表された。
国家外貨管理局はこのほど、これまでの試行経験を総括した上で、外商投資企業域内再融資登録免除と外債登録銀行直接手続きの試行地域を天津市、安徽省、山東省(青島市を含む)、湖北省、四川省に拡大し、「科匯通」の試行地域を上海市、北京市、天津市、河北省雄安新区、南京市、蘇州市、杭州市、合肥市、武漢市、長沙市、広州市、重慶市、成都市、綿陽市、西安市、深セン市の16地域に拡大することを決定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月1日