経済> |
japanese.china.org.cn |23. 12. 2024 |
義烏の経営者、AIで商品をPR
タグ: 義烏
中国網日本語版 | 2024-12-23
義烏国際商貿城の経営者が、AI技術で作った多言語商品PR動画を再生した(2024年2月21日撮影)。新華社記者・江漢撮影
「ニーハオ」「ボンジュール」「オラ」ネット上で人気の動画では、浙江省義烏市の経営者である張吉英さんがよどみなく各国の言語を切り替え、店の商品をすらすらと紹介する。
義烏市場で傘のビジネスを20年行っている張さんは、自分が多くの外国語を流暢に話せるとは思いもしなかった。彼女をサポートするのは、義烏国際商貿城がリリースした商品貿易分野大規模言語モデルと、アップグレードされた「Chinagoods」AIスマートイノベーションサービスプラットフォームだ。
経営者が撮影した中国語の動画をプラットフォームにアップすると、30種以上の言語のバージョンが生まれる。アウトプットの際にはさらに発音に基づき口の形が調整される。これは「世界から買い、世界に売る」という義烏の、AI技術によって伝統的な貿易を支える最新の試みだ。
このプラットフォームで1分間の動画を作っただけで大きな話題となった。張さんは3カ月で外国人の取引先を50−60人増やした。さらには3、4年連絡が途絶えていた海外の取引先から新商品の注文を受けた。
かつて義烏での貿易は言語が通じず、交流には電卓が必要だった。あるドイツ人はビジネスパートナーの新たな姿に感嘆し、「彼らは今やさまざまなデジタル化ツールにより取引先を獲得し、オファーを出し、受注する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月21日