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世界経済の不確実性が増す現在、テスラは中国での販売で新記録を作った。テスラが新年早々発表した2024年の販売「成績表」によると、その世界販売台数は2011年以来で初めて減少（前年比）したが、中国大陸部ではこの流れに逆らい8.8％増の65万7000台超で新記録を樹立し、世界販売台数の36.7％を占めた。好調な中国市場が、テスラの通年の業績に最大の貢献を成し遂げたことが分かる。
その一方で、その競合他社のBYD、蔚来、小鵬汽車なども国内外の市場で優れた販売成績を収めたことに要注目だ。これは新エネ車という「パイ」が大きく、グリーン産業時代のチャンスとボーナスが国内外の自動車メーカーによる開発と共有を待っていることを証明した。テスラが提供する差別化された製品は中国で好評を博しているが、これは競争が激化する中国新エネ車市場でも、海外自動車メーカーが自社の独特な位置付けを見出せることを十分に説明している。
テスラの「成績表」は一枚の鏡で、生産と市場の面から中国の「世界経済成長の重要エンジン」としての地位を裏付け、中国経済の良好なファンダメンタルズと積極的な発展の見通しを浮かび上がらせた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年1月6日
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