A株市場で12日午前、医療AI（人工知能）関連銘柄が活況を呈した。衛寧健康科技集団股份有限公司の株価が一時10％超伸び、1年半ぶりの高値をつけた。

AI産業が力強く発展し、大規模言語モデルのアップグレードと更新が続いている。AI技術は各業界への進出を加速し、デジタルでスマート化モデル転換を促している。AI応用・導入の「重要陣地」である医療AIの発展状況は、市場から常に注目されている。現在、AI技術をめぐる医療の変革が発生している。「証券日報」のまとめによると、このほど複数のデジタル医療大手が相次いで、そのAI分野における進展を発表した。国内の医療業界及び科学技術業界内の多くの企業が、医療AI関連事業を展開している。

フロスト＆サリバン（北京）の周明子執行総監は「証券日報」に、「以前の医療AIは主に単一のデータ源に依存していたが、現在は各種データ（テキスト、映像、遺伝子など）を集める方向に発展している。この変化により医師はより正確に疾病を診断し、患者に特化した治療プランを提供できる」と述べた。

周氏はさらに、「AIは医療画像診断での導入で顕著な成果を手にしている。病変と異常をスムーズかつ正確に識別し、医師のより正確な診断をアシストできる。この分野は技術の成熟度が比較的高く、市場の需要が旺盛で、かつ広い応用シーンを持つ。早期のスクリーニングから、疾病の診断及び治療・検査に至る全過程をカバーしている」と続けた。

国信証券は研究報告を発表し、医療及びヘルスケア分野は長期的に見ると、すでにAIから最も深い影響を受ける応用分野になっているとした。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年2月13日