中国の複数のIT大手は連日、話題沸騰中の国産オープンソース大規模言語モデル「DeepSeek」を自社の検索機能に導入すると発表し、注目を浴びている。微信(WeChat)はすでに検索機能に「DeepSeek-R1」を導入している。現在は小範囲のβテスト中で、一部のユーザーに無料で提供している。
清華大学新聞学院及び人工知能(AI)学院教授の沈陽氏は17日、「環球時報」に対して、「この一連の動きは、中国のAI発展の重要な節目と見ることができる。これが、国内のIT大手がAI応用シーンに本格的に進出したことを意味するからだ。この超人気のアプリと大規模言語モデルの組み合わせは、AI応用の急激な発展を促す可能性が高い。大手がフル導入すれば10億人規模のユーザーが誕生し、一部の導入であれば3−6億人規模になる。これは世界のAI応用の競争で置かれている中国の立場にとって、非常に積極的なシグナルだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月18日
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