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japanese.china.org.cn |19. 02. 2025

哪吒IP、クリエイティブ産業の活況をけん引

タグ: 哪吒2
中国網日本語版  |  2025-02-19

哪吒が歴史を創る。「哪吒2」の興行収入の記録更新だけでなく、映画の人気の高まりに伴い関連グッズも飛ぶように売れ、オンラインでもオフラインでも購入困難となっている。

ポップマートが1月30日にオンライン旗艦店で「哪吒2」フィギュアのブラインドボックスの販売を開始してから、わずか8日で売上が1000万元を突破した。一部のオンラインオフシャル旗艦店が「哪吒2」のカードを発売すると、わずか1週間で70万枚以上売れ、取引額が累計で100万元を超えた。

北京市海淀区のUME国際影城(華星店)で14日夜、保護者が子供と映画のグッズを選んだ。新華社記者・才揚撮影

「哪吒2」の経済効果が全面的に顕在化している。オリジナル絵本「敖丙伝」「哪吒・三界往事」などの本がベストセラーになり、「哪吒ペンダント」「哪吒乾坤圈ブレスレット」「混天綾指輪」などの金アクセサリーの人気が上がっている。

湘潭総合保税区の湖南桑尼森迪玩具製造有限公司で8日、作業員が「敖丙」フィギュアを組み立てた。新華社記者・陳思汗撮影

哪吒の関連グッズの好調な販売の裏には、近年の映像コンテンツIPによる産業へのテコ入れ効果がある。

中信証券の研究報告によると、中国のIP派生市場の規模は将来的に5000億元を突破する見込みだ。天眼査専業版のデータによると、中国の経営・存続中のアートトイ経済関連企業は4万9000社以上で、うち24年に新規登録された関連企業は約1万3000社。

中国伝媒大学文化産業管理学院の蒋多准教授は、「消費者の精神文化への需要が持続的に増加している。商品の機能と属性より、商品の感情的な価値と精神的な中身がもっと重視されている。タイプが豊富なIP派生品は、市場の消費の意欲を引き出す触媒になっている」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月19日