中国の製造業及び開放の水準の持続的な向上に伴い、世界各地に進出する「中国製造」(メイド・イン・チャイナ)が増えている。
海外からの受注から、世界のユーザーの新たな需要を満たすための積極的なモデル転換及び高度化へ。貿易サービス及びサポートの向上から、越境ECなどの新業態の模索及び融合へ。中国製造は海外進出を加速し、国際貿易における金看板になっている。
天津市で製造・組立を終えた巨大な風力発電ブレードがこのほど、独クックスハーフェン港に向け出発した。その長さは78.3メートル、総価値2000万元以上で、すべて天津で製造・組立。
天津港による同類貨物の1回当たり輸送量は約20枚だったが、今回は60枚以上。ドイツの複数の企業が集団調達。天津港がこれほど巨大な貨物を受け入れたのも初。
天津港は年内、すでに17万2500平方メートル・177枚以上の風力発電ブレードの輸出を終えている。第1四半期は前年同期比97%以上の増加で好発進する見込みだ。
江蘇省揚州市の昨年の貿易額は前年比16.5%増の1231億3000万元で、過去最高となった。うち民間企業は22%増の636億4000万元で、全体の51.7%を占め、その増加を促した。
越境ECの導入に伴い、河南省洛陽市洛竜区のスチール家具が大規模輸出されている。越境ECは国際貿易において発展が最も目覚ましい新業態で、すでに洛陽市の貿易の新たなルートになっている。
河南省洛陽市のスチール家具企業の責任者は、「ターゲット市場の好みに合わせ、スチール家具を事務用としてだけではなく、家庭用、車庫用、ガーデン用にしている。マルチシーン化モデルでより多くの消費者を開拓する。当社の注文は5月分まで埋まっている。また当社は日本、欧州、南米市場を積極的に開拓し、輸出額を拡大し、海外市場での競争力を強化している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月3日
|
|
![]() |