広州南沙出入境検査場が1日に発表した情報によると、新たに建造されたリベリア国籍大型船「青島号」が広州南沙海港コンテナ埠頭に停泊した。同船は68台の国産車を積載しブラジルに向かう。
これは中遠海運特運が独自の知的財産権を持つ専用「折り畳み式商品車専用ラック」技術による乗用車輸送の、粤港澳大湾区における初の導入だ。自動車輸出ルートに新たな選択肢が備わった。
中遠海運特運「青島号」港口船長の黄賢生氏は、「すべてのラックを移動する立体駐車場とする。利用客は『量があれば即出発』という海運サービスを利用できる。現在すでに中国自動車メーカーから2回・1000台弱の輸送を受注している」と説明した。情報によると、この新技術輸送方法は伝統的なRORO船よりもフレキシブルで、小規模で個別の需要を満たせる。また複数の港でのコンテナ積み合わせや、複数の航路接続にも対応できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月3日
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