米国は米国東部時間3日、フェンタニルなどの問題を口実に、中国製品に10%の追加関税を課すと発表した。
中国商務部の報道官は4日、「米国側の一方的な課税措置は世界貿易機関(WTO)のルールに著しく違反し、中米両国の経済貿易協力の基礎を破壊する。中国側は強い不満を持ち、断固反対する。中国側はすでにWTO紛争解決メカニズムに基づき、米国側の最新の追加関税措置について提訴した」と述べた。
中国商務部は同日、2025年第13号公告を発表した。ライドスなどの米企業15社を「輸出管理コントロールリスト」に入れ、これらの企業への両用品目の輸出を禁止した。「信頼できないエンティティリスト」に関する2025年第5号公告は、米企業10社を「信頼できないエンティティリスト」に入れ、その中国に対する輸出入活動及び新規投資を禁止した。かつ2025年第6号公告は、米イルミナ社の中国へのゲノムシーケンサーの輸出を禁止した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月5日
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