気温が上がり、春の行楽、周辺観光、アグリツーリズムなどの観光消費シーンが日増しに豊富になっている。人々のレジャーは長期連休に限られず、いつでもどこでも旅行を楽しめるようになった。
オンライン観光プラットフォームのデータによると、春の観光市場は早めに最盛期を迎えた。「花見」関連の検索件数は前年同期比2.2倍増で、花見観光客が占める割合がすでに55%弱にのぼっている。短距離旅行及びプチレジャーの商品が人気で、2泊以内の注文が60.6%を占めている。この春、梅、アブラナ、桜などの花が見頃を迎え、全国各地は南から北へと次第に開花する「百花斉放」の様相となっている。花見旅行の人気目的地は北京市、南京市、杭州市などで、北京の春の旅行の注文件数は同114%増。
陽春の3月、アグリツーリズムもブームとなっている。貴州省の木鼓節の現場では、民族衣装を身にまとった苗(ミャオ)族が各地からの観光客を歓迎した。豊富で多彩なイベントは現地の観光業の発展をさらに促進した。また中国のトランジットビザ免除政策の全面的な緩和及び最適化に伴い、上海クルーズ税関の今年1−2月の出入境観光客数は35万人を突破し、前年同期比から2.6倍増加した。雲南河口税関から入境し、東南アジアを中心とする越境ツアー旅行団の数は同42.68%増の3034となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月17日
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