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japanese.china.org.cn |03. 04. 2025

ユニコーン企業数と時価総額、北京が全国一を維持できる理由は?

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中国網日本語版  |  2025-04-03

2025中関村フォーラムで、次のデータが注目を浴びた。現在の中国のユニコーン企業数は409社で世界の3割弱を占めている。うち北京市は115社で、時価総額は5949億ドルと、いずれも長年に渡り全国一と世界トップ3を保っている。2−5位は上海市、深セン市、広州市、杭州市。

中関村ハイテク産業促進センターの岳徳鈺主任は、「ユニコーン企業関連ランキングができてから、北京は長年連続で全国一を維持している」と述べた。

中関村展示センターで3月28日、人型ロボット「Casbot01」が来場者にハートマークを作った。新華社記者・鞠煥宗撮影

「人に先駆け、革新を奨励し、失敗に寛容に」という精神はすでに都市の遺伝子に刻み込まれている。「スムーズな資金調達、広範な分野、高度に集約」は、北京ユニコーン企業の鮮明な特徴になっている。

北京経済社会発展研究院産業発展研究所の馮丹所長は、「人材、成果、資本は自ずと革新源に集まる。北京では実験室からユニコーン企業の誕生が続いている」と述べた。データによると、北京の全国重点実験室は77で、全国の3分の1弱を占めている。2024年には北京地区の58件の成果が国家科学技術3大賞を獲得し、全国の約3割を占めた。

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