share
経済>
japanese.china.org.cn |03. 04. 2025

ユニコーン企業数と時価総額、北京が全国一を維持できる理由は?

タグ:
中国網日本語版  |  2025-04-03

117803320_df2a2123-308d-45ea-ac14-e247e07064cc[1].jpg

中関村展示センターで3月27日、来場者が「加速T1(Booster T1)」と呼ばれるロボットによるサッカーを目にした。新華社記者・鞠煥宗撮影

AIモデルユニコーン企業の北京智譜華章科技有限公司の劉徳兵会長は、「成長の悩みを迎えているユニコーン企業は少なくない。科学研究成果の転化と市場開拓は長い研究開発期間と多くの資金を必要とすることが多く、我慢強く手を入れ支える必要があるからだ。事務用地、計算力、資金から、人材導入、産業チェーン協同に至るまで、当社は全面的なサポートを受けた」と述べた。

また北京は「ユニコーン10条」全チェーン政策を打ち出し、ユニコーン企業に専門サービス管理人を置いている。先端もしくは画期的な技術プロジェクトの申請を奨励し、これに研究開発費の支援を提供している。応用シーンを開放し、企業による市場開拓を支援している。

北京市発展改革委員会の林剣華副主任は、「北京は8年連続で1500件以上の措置でビジネス環境を更新・改革している。『北京サービス』の構築に焦点を絞り、世界一流のビジネス環境により人材や資本などの要素の集約の強みをさらに拡大し、内部の原動力を持つエコシステムを形成している。この都市が常にイノベーションの旺盛な活力を持ち、技術イノベーションの波の先頭に立ち、他者に先駆けるようにしている」と述べた。

北京市テック企業向け融資残高は24年末現在で、前年同期比10%増の1兆1400億元にのぼっている。融資を受けた企業数は同12%増。北京は8つの政府産業投資基金を設立し、1000億級の投資規模を形成し、新たな質の生産力の発展を支えている。

<   1   2   3   >