ユニコーン企業数と時価総額、北京が全国一を維持できる理由は？

中関村国際イノベーションセンター案内カウンターで3月27日、人々が人型ロボットに目を向けた。新華社記者・張晨霖撮影

北京では毎日300社以上のテック企業が誕生し、密度ですでにシリコンバレーを超えている。国家自然科学基金プロジェクトの資金援助を受けている人のうち、45歳以下のプロジェクト責任者の割合が80％にのぼっている。24年の23社の新規ユニコーン企業のうち13社が未来産業に従事している。

北京市科学技術委員会、中関村管理委員会主任の張継紅氏は、「独自イノベーションの道を歩むことは北京と中関村の使命だ。北京は先行試験の改革を強化し、新興産業発展をめぐり良好な政策制度を形成する。オリジナルのイノベーションに焦点を絞り、未来産業のイノベーション策源地を作る」と述べた。

新たな科学技術革命の波が勢いよく到来し、力強く進まなければ後退する状況となっている。北京というイノベーションの沃土は現在、未来を変える力を絶えず蓄積している。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年4月3日