レイチェル・リーヴス英財務相はこのほど英メディアの取材に応じた際に、中国と接触しないことは「愚か」であるとし、英国は中国と良好な経済関係を保つべきと述べた。

リーヴス氏は、「今年初めに英国の金融サービス企業の中国での経営力を高めるため、中国で中英経済財政金融対話に出席した。これらの取り組みは英国の国益に合う。私はこのような態度で世界のすべての国と貿易交渉もしくは金融対話を行うつもりだ」と述べた。

リーヴス氏は来週、米国でG20財務相会議など一連の会議に出席し、かつスコット・ベッセント米財務相と会談し英米貿易協定について議論する。

リーヴス氏は中国との接触についてどう見るかと質問された際に、「中国は世界2位のエコノミーだ。私は中国と接触しないことは非常に愚かだと考える。これは本政権の態度だ」と答えた。

リーヴス氏は、英国は新たな障壁を設けるのではなく、中国とより深いレベルのパートナーシップを構築するべきと述べた。

リーヴス氏は、中国ファストファッションブランド「SHEIN」のロンドン証券取引所での上場を支持し、中国製の電気自動車（EV）に乗ることがいいことだと述べた。

「多くの人がロンドンで（EV）タクシーに乗ったことがあるだろう。これは中国企業が英国で生産されたものだ。ロンドンにこのようなEVタクシーがあるのは良いことで、タクシードライバーからも好評だ」

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年4月21日