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中国先端自動車技術が「ナマズ効果」を発揮=英紙

中国網日本語版  |  2025-05-28

中国先端自動車技術が「ナマズ効果」を発揮=英紙。

タグ:自動車 EV バッテリー 技術

発信時間:2025-05-28 13:54:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の電気自動車(EV)及びバッテリーメーカー各社が、ガソリンスタンドを時代遅れにさせる充電技術の開発競争を激化させている。比亜迪(BYD)は3月、5分間の充電で400km走行可能な超高速充電技術を発表。蔚来(NIO)は国内に3000カ所以上のバッテリー交換ステーションを展開済みで、寧徳時代(CATL)は2025年までに1000カ所の自社ステーション建設を計画。BYDはさらに野心的に4000カ所超の「メガワット級超急速充電ステーション」の整備を推進中だ。こうした技術革新により、充電の不便さが解消されつつあり、近い将来中国EVのスタンダードとなることが予測される。25日付英紙「タイムズ」が伝えた。

中国EV業界は、コスト削減と技術革新を両立させる競争激化のエコシステムを形成。皮肉なことに、この流れのきっかけを作ったのはテスラだ。2019年に上海に完成した同社のギガファクトリーは転換点となり、業界関係者はテスラを「中国市場に革新を促すナマズ」と評価していた。しかし今年の上海モーターショーでは、目新しい技術を提示できなかったテスラが不参加となる一方、中国メーカー各社が車内キッチンやシアタールームを搭載した高級モデルを続々と披露した。

英国は現在、中国車に関税を課していない唯一の主要先進国だ。技術力が飛躍的に向上する中、中国EVが新たな「ナマズ」となり、今まさに世界市場に到来しようとしている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月28日

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