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今年の新エネ車農村普及活動がスタート 農村振興に活力を注入

中国網日本語版  |  2025-06-05

今年の新エネ車農村普及活動がスタート 農村振興に活力を注入。

タグ:新エネ車

発信時間:2025-06-05 14:43:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

工業・情報化部などの中国政府5部門が3日、「2025年新エネ車農村普及活動の実施に関する通知」(以下「通知」)を通達し、2025年新エネ車農村普及活動を開始した。農村部における新エネ車消費・使用面の弱点補強を加速させ、グリーンで低炭素でスマートで安全な農村住民のモビリティシステムを構築することが目的だ。

2025年新エネ車農村普及活動では計124車種の新エネ車が選定され、同活動の対象車種の数がさらに増加。「通知」ではまた、新エネ車の生産、販売、金融サービス、充電・バッテリー交換、アフターサービスなど各分野の市場主体が積極的に参与し、買い替え支援や県域充電・バッテリー交換施設整備などの関連政策ツールを活用し、「購入優遇+エネルギーサポート+サービス保障」を一体化した販売促進プランを策定し、自動車購入・使用・整備の全ライフサイクルをカバーする健全なアフターサービスネットワークの形成に取り組むことを奨励すると提起された。

中国情報協会常務理事、国研新経済研究院創設院長の朱克力氏は、今回の新エネ車農村普及活動の波及効果は自動車製造業自体をはるかに超えるもので、自動車アフターマーケット産業も発展のチャンスを迎えると見ている。朱氏によると、農村部の車両保有台数が増加するにつれ、整備、部品、保険、中古車評価などのサービスの需要も急増し、地方の修理サービス拠点、保険会社、中古車プラットフォームに巨大なビジネスチャンスをもたらす。同時に、金融分野の自動車ローン・リース会社も参画し、消費者の購入をサポートすることが可能。さらに、新エネ車の使用に関連するサービス業(モビリティサービスや物流運輸など)も農村部で新たな成長源を獲得する可能性があるという。

中国数実融合50人フォーラムシンクタンク専門家の洪勇氏は、「今年の新エネ車農村普及活動は、新エネ車製造業、充電施設建設・運営業界、アフターサービスネットワークおよび関連金融サービス業界にとってプラスになる。同活動はまた、農村部の雇用増と経済発展をけん引し、農村振興の促進に新たな活力を注ぐ」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月5日

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