中国物流・調達連合会からの情報によると、6月の中国倉庫保管指数は51で、前月より0.5ポイント上昇し、8カ月連続で景気拡張区間で推移している。これにより、倉庫保管業界の良好な運営状況が続いていることが示された。
サブ指数を見ると、新規受注、平均在庫回転率、営業利益、業務活動予測などの主要指数はいずれも上昇しており、倉庫業務の需要が引き続き拡大していることが分かる。特に新規受注指数は51.6で、前月より0.7ポイント上昇し、6カ月連続の拡張を記録。製品種目別では、食品、家電、農産品、医薬品などの新規受注指数が50を上回り、より顕著な伸びを見せている。
業務需要の持続的な拡大にけん引され、企業全体の営業利益も回復傾向を示した。6月の営業利益指数は51.1で、前月より1.1ポイント上昇し、5カ月ぶりに景気拡張区間に復帰。倉庫保管業界全体の経営状況が前期より改善していることが分かる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月9日
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