今年に入り、消費財の買い替え支援政策の拡充と多様な消費シーンのイノベーションのけん引により、中国のスマート消費機器製造業が急成長を遂げている。
中国各地でこの夏、次々と新型スマート電子消費製品が初披露・初展示されている。人体の動きを感知して風向きと風量を自動調節するエアコン、ロボットアーム搭載の家事ロボット、水質と使用量に応じて給水を自動調節する蛇口などが消費者の高い関心を集めている。
データによると、中国電子情報製造業は今年1~5月に生産が急速に拡大し、収益が着実に改善した。一定規模以上電子情報製造業の売上高は前年同期比9.4%増の6兆4900億元に達した。主要製品では、電子コンピュータの生産量が1億4000万超で同8%増、テレビ出荷台数は1403万5000台で同1.7%増を記録。
完成品販売の好調は川上の電子部品の生産増もけん引している。集積回路の1~5月の生産量は同6.8%増の1935億個に達した。
中国政府は先ほど、食品・家電・日用品など29業種を対象に259項目の軽工業革新アップグレード製品を発表。最新AI技術を融合させ、消費者により優良な製品を提供する方針を示した。
中国政府は下半期に「AI+消費財」行動を続け、スマートウェアラブル機器、超高精細映像、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)、ロボットなどの新技術・新製品の開発と応用普及を加速。成長性の高い新しい消費分野を開拓する。同時に、スマート消費機器製造業のグリーン化・サービス化への発展をさらに推進していく方針だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月14日
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