中国企業連合会と中国企業家協会はこのほど、5年連続で「中国大企業革新トップ100」ランキングを発表した。
2025年の「中国大企業革新100」ランキングでは、華為(ファーウェイ)投資控股有限公司が1位を占めた。2位以下は中興通訊股份有限公司、携程集団有限公司、網易股份有限公司、螞蟻科技集団股份有限公司、国家電網有限公司などが並んだ。華為投資控股有限公司は5年連続で首位の座を守った。
同ランキングは2025年中国企業トップ500、製造業トップ500、サービス業トップ500をベースに、特許と発明特許の保有件数100件以上、研究開発投資強度(対GDP比)0.6%以上、売上高200億元以上の基準で選定された。さらに企業が提出した研究開発費、収益率等のデータを効能係数法で評価し、加重して各企業の総合評価点を算出し、最終的に総合得点で順位付けした。
「中国大企業革新トップ100」の研究開発費は1兆元規模を維持し、革新の質の向上が続いている。ランクイン企業の研究開発費は1兆300億元で、前年から横ばいだった。研究開発強度は平均5.27%から5.61%に上昇し、0.34ポイント伸びた。有効特許件数は172万4200件、有効発明特許件数は89万7500件で、発明特許件数は全体の52.05%を占めている。ランクイン企業は全国の有効特許の主要保有者となっている。
業種別にみると、ハイテク企業が引き続きイノベーションをけん引している。「中国大企業革新トップ100」は前年より3つ多い37業種をカバー。中でも、通信設備製造(13%)、自動車・部品製造(13%)、半導体・集積回路製造(6%)、その他の34業種が計68%を占めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年9月16日
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